またまた誕生日がやってくる。運転免許証の書き換えに石神井警察署に行った。写真のフィルムがたくさん余っていたので、白い壁の前で帽子も被らず、何枚も顔の写真を撮った。一番美人に撮れている写真を持って行った。そこで、女性警察官に言われた。これは証明写真ではない。インスタント写真でもよいから、証明写真を持ってくるように。「何故これがいけないのですか?」と訊ねると「これはスナップ写真だから駄目です」という。「もしこれを証明写真のサイズに切っていたら、証明写真とスナップ写真の区別は何故分るのですか?」と訊ねたが「それは分らないが、スナップ写真は駄目です」の一点張りであった。難しい就職試験より常識が大いに求められるこの頃である。
また、別の運転免許証の書き換えに行った時、受け付け3番と書いてあるのでそこに行った。警察官が座っている前の台に行ったが、こちらを向いている彼は全く知らん顔。はて?私は間違えたのかなと思って、もう一度受け付けと書いてあることを確かめておそるおそる「お願いします」といった。警察官はロボットのごとく、横柄に書類を受け取った。電車やエレベータなどうるさい位機械でのアナウンスがあるが、警察官はしゃべらないのかも。 最近の警察官の不祥事があれこれ表沙汰になったが、氷山の一角と感じられる。交番の多くの親切なおまわりさんには気の毒だが、警察署に移ると人間が変るのだろうか? -------------------------------------------------------------------------------- 岩岡登代子 (February 12, 2000)
by iwaoka2
| 2001-01-01 23:46
| 言葉のエッセイ
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外国人の話す愉快な日本語から、我々日本人がこれまで気がつかなかった日本語の特徴が分かることもあります。国語学界の謎といわれた「連濁の法則」も、ほぼ解明できました。
言葉は時代とともに、変化します。日本人の日本語も?が多くなりました。 カテゴリ
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