<   2008年 02月 ( 1 )   > この月の画像一覧

「この頃」 

 「この頃」を「コノコロ」と読むか「コノゴロ」と読むか。
「コノコロ」と「コノゴロ」はどう違うか。

【源氏物語で「もののあはれを知らぬ人にもあらず」といえば、男女の仲の気持のやりとりを知らない人でもないという意味だった。本居宣長が源氏物語を「もののあはれ」を書いた作品だと言ったとき、その「もののあはれ」とは、四季の移りゆきを眺めて感じる情趣であり、また、男女の恋の様相という意味であった。しかし、この頃……】 (大野晋著「日本語の世界」)
「この頃」を「コノコロ」と読むか「コノゴロ」と読むかによって、意味が違ってしまう。「コノコロ」と読めば本居宣長の頃であり、「コノゴロ」と読めば最近のことである。文章の場合はその続きを読めば理解できるが、話し言葉では直ちにその区別が必要となる。
「コロ」が清音か濁音かで意味が異なる。
[PR]
by iwaoka2 | 2008-02-18 23:36