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「一杯」と「いっぱい」

 「一杯」は、通常飲み物やご飯等を器に適量入れたものを、一杯 二杯 三杯と数える時に使われる。  
それから、「一杯」がいろいろな意味に使われ始める。 
「どうです、一杯やりませんか?」というのは、酒場で酒を飲みませんか?という誘いの意味である。「一杯飲屋」酒や焼酎やビール等のアルコール飲料を提供するあまり高級ではない店を意味する。「一杯機嫌」は酒を飲んでいい気分になることで、一杯に限らないが酒の量は多くはない。 

一定の容器の他に、広場や道路や公園やホールに人が多く集まった状態にも使われる。「広場いっぱいの人」「道路は人や車でいっぱいである」これらの「いっぱい」は、「多くの」という意味になる。
「精一杯頑張ったけれど・・・・」「扉をいっぱい開く」「腹いっぱい」も限度まで、たくさん、という意味である。
「わがままいっぱい」は、思う存分。したいだけ。
「太陽がいっぱい」も、一つの事柄の多さを強調している。

「一杯一杯」は、「いっぱい」を強調してもうこれ以上は無理で、ぎりぎりの限度に達しているさま。「わが家の家計は、一杯一杯である」
「今週いっぱい」は、時間や期間の限度を表す。
この他、意味の範囲が広がって、「一杯食う」は、だまされる。「一杯食わす」は、だますという意味である。
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by iwaoka2 | 2006-08-01 22:08