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「初めて」と「始めに」

 K君が寝ぼけマナコで起きてきた。もうお昼である。これでも、普段よりは少し早い夏休み中のお目覚めである。「じゃあ、食事にする?」と聞いたら、「はじめて、床屋に行きます」という。おしゃれなK君は、二ヶ月に三回位床屋に行っている。出掛ける前にいろいろやることがある中で、一番最初にやることを「はじめて」と言っているらしい。そこで、「初めて」はまだ経験していないことをする時に使うと説明した。「日本に来て、初めて納豆を食べた」「昨日、初めて六本木で遊んだ」のように経験が問題である。「始めに」は一番最初にやるという開始の意味である。「初」と「始」はどちらも同じように使われる。初の反対の語は最初と最後のように、「後」「終」である。始の反対の語は「終」「末」である。始発電車と終電車は学生がよく利用する。勿論新宿あたりで遊んでいて、ぎりぎり終電車に間に合えば無事ご帰還。不幸にして乗り遅れれば、コーヒショップなどで始発電車を待って帰ってくる。終電車で帰る学生が多いので、時間は彼らの方がよく知っている。床屋から帰ってきたK君は、最新流行のやまあらしのような髪型がよく似合う。
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by iwaoka2 | 2001-10-14 23:39 | 言葉のエッセイ