色が浅黒い

 黄色人種である我々日本人は、肌の色はさほど白くなかった。中には生まれつき色白の人も居たが。「色の白いは七難(さまざまな欠点)隠す」と言われ、美人の条件の一つでもあった。最近は化粧品の飛躍的進歩によって、多くの女性が七難を隠している。
肌の色が白い・黒いの他に浅黒いという表現がある。スポーツ選手や屋外で働く人は日に焼けて、色が黒くなる。生まれつき肌の色が黒い人は「色が浅黒い」といわれる。日焼けした肌の色よりは、黒くないが色白とはいえない肌の黒さである。
「浅い」に対して「深い」がある。色に関しては、「浅い」は色が薄いことを意味し、浅黄色や浅黒いに使われる。「深い」は色が濃いという意味で、深緑に使われる。白や赤には「浅い」「深い」は使わない。
「浅い」「深い」は水深や地底や地形(谷)等、下の方向への距離も表す。又、「深い山」「深い森」は距離が遠いことを表し、「浅い山」「浅い森」とはいわない。
時間の長短に「秋深い」「春浅い」というが、「秋浅い」「春深い」とはいわない。
「経験が深い・浅い」や「草深い」「雪深い」は量の多さを表す。
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by iwaoka2 | 2004-08-31 23:26 | 言葉のエッセイ
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